【クラブ活動レポ】登山クラブ
この度、株式会社嶺水の新しいクラブとして「登山クラブ」を創部させていただき、令和5年9月17日に第1回の活動を行ってきました。
日向山(ひなたやま)は、山梨県北杜市に位置する標高1660mの山で、南アルプスの前衛峰のひとつで、山頂からは日本百名山・甲斐駒ヶ岳を間近に望むことができ、振り返ると八ヶ岳連峰も展望できます。
初心者でも比較的登りやすく、半日で登れるということもあり記念すべき第一回はこの山を選びました。
登山シーズン真只中、矢立石登山口駐車場は車でいっぱいだったため尾白川渓谷(おじらがわけいこく)駐車場へ車を停め、12:00に8名で登山を開始しました。
矢立石登山口へ向かう登山道を皆で一列になり歩き始めましたが、早くも部内の体力の差を見せつけられました。すいすい登って行ってしまう20代チーム・・・登山口にたどり着く前にギブアップしようか?という悪魔のささやきもありましたが、約一時間で矢立石登山口へ到着することができました。
矢立石登山口、ここからが本番です。
矢立石から歩きはじめて約1時間30分で日向山の三角点のある山頂に辿り着きます。
そこからしばらく上ると森が開けて明るい光が見えてきます。そろそろ頂上です。
森を抜けると山の上とは思えないビーチのような白い砂が広がり、海の代わりに青空が広がります。
山頂からは北杜市の街と八ヶ岳の広大な山麓、振り向くと背後には甲斐駒ヶ岳、
それだけでも感動しますが、足元には花崗岩の風雨の浸食でできた、とても美しい自然の造形美を望むことができます。
実際に登っていただきたいので景色の写真は載せないことにします。
登山口から2時間かからず山頂へ到着しました。
天候にも恵まれ、山頂でお弁当を食べ景色を十分に堪能し下山しました。
途中、山道にクマが出たということで遠回りをしたため帰路についたのは17:00となりました。
あきらめそうになりながらも頂上へたどり着くことができました。頂上はやはり言い表せない美しさで、
登りの辛さを忘れもう一度登りたいと思えました。
登山には言葉では説明できない魔力が詰まっています。ぜひ、登山クラブへ入部し新たな自分と向き合ってみてください。